酪農家は、
みなさんが安全・安心な牛乳が飲めるように、
たくさんのことに気を遣って
生乳生産に取り組んでいます

生乳は、牛乳や乳製品の原料です。
そのため酪農家は、食品を作っているという意識をもって、
安全で安心な生乳生産に努めています。

牛が食べるエサは
安全で安心なものを
牛から搾る生乳は、牛が食べるエサに影響されます。
だから、酪農家は牛に与えるエサにも気を遣っています。
牛が過ごしやすい
環境づくり
居心地が悪いとストレスが溜まったり、病気になったりします。
牛にとって快適な環境づくりに気を遣っています。
牛の体調には
とても気を遣います
病気の牛から搾った生乳は出荷できません。
牛が病気にならないように牛の体調管理に気を遣っています。
搾乳するときは、
丹念に消毒を
お乳を搾るときは、牛のおっぱいを消毒します。
雑菌が入り込まないように、清潔を保つよう気を遣っています。
搾った生乳の温度は
しっかり管理
搾った生乳は迅速に冷却をして
品質が落ちないよう気を遣っています。

搾った生乳の品質を管理する

『バルククーラー乳温管理システム』

●自記温度計

●バルククーラー

●ハンディターミナル

北海道牛乳の衛生的乳質は、
世界のトップクラス

多くの国で評価基準として用いるバルク乳(バルククーラーに集められた生乳)の
細菌数成績グラフでは、各国とも平均1万/mL以下となっていますが、
北海道生乳の平均細菌数は 0.3万/mLと、明らかに低い数値なのがわかります。

数十年に渡る生産者の努力と関係機関での取り組みによって、
北海道生乳は、酪農先進国の数値を凌ぐほどの品質を手に入れたのです。

●バルク乳平均細菌数(2011年)

※北海道のデータは(公社)北海道酪農検定検査協会調べ
※外国のデータは、公表データより(公社)北海道酪農検定検査協会がまとめたもの