水泳で世界記録を樹立した札幌のスーパーおばあちゃんのCM動画はこちら
「ミルクランド北海道」では、天使大学看護栄養学部栄養学科
山部秀子教授・鈴木純子准教授監修のもと、2013年11月に士幌町、清水町において60歳以上のシニア世代を対象にした全道食生活診断を行い、健康と牛乳にまつわるアンケート調査を実施しました。
調査を監修した
栄養の専門家からアドバイス
山部秀子さん
北海道栄養士会会長
天使大学看護栄養学部
栄養学科教授
シニア世代が気になる
健康のお悩みに手軽な牛乳で改善
今回の調査結果より、十勝圏のシニアの8割近い方に「カルシウムが骨の状態をよくする」という牛乳の効果が浸透しており、続いて「動物性たんぱく質が豊富である」などの情報も比較的多くの方が認知、牛乳の効果を理解した上で飲用していることが分かりました。
一方で、「寝つきが悪い」「眠りが浅い」など睡眠に関する悩み、さらに「高血圧」「太り過ぎ」を問題視しているシニアが多いという結果も出ています。
牛乳は「睡眠の質をよくする」「カルシウムが血圧を下げ、高血圧の予防になる」「メタボリックシンドロームの予防につながる」などの効果が期待できるとの研究結果が発表されています。
牛乳は、さまざまな栄養素がバランスよく含まれており手軽に栄養が摂れ、食生活改善につながる優良食品です。
「牛乳は高カロリーで飲むと太る」「コレステロールが高くなる」と思われがちですが、１日コップ１杯（180〜200ml）では、影響はありません。
それよりも食事に1日コップ１杯の牛乳をプラスすることで栄養バランスが整い、大変おすすめです。牛乳が苦手、飲みづらいという方は、温めてコーヒーに入れてカフェオレにしたり、ココア、きなこミルクにして摂り入れてみてはいかがでしょうか。
牛乳に豊富に含まれるカルシウムやカリウムは、血圧の上昇に関わる血中ナトリウムの排泄を促す作用があるといわれています。また、牛乳の主要たんぱく質のカゼインや、ホエーたんぱく質の消化過程で生成されるペプチドには降圧作用があることも確認されています。その機能性は最近の研究調査で、「牛乳・乳製品の摂取量が多いほど、男女とも収縮期血圧が低い」という結果に出ています。
塩分には食欲増進作用があり、調理の際、塩分の代わりに牛乳を取り入れることでコクと旨みが増して薄味にならず、食べ過ぎの抑制につながります。また、最近の研究調査で、「牛乳・乳製品の摂取量が多い人は、男女ともにメタボリックシンドローム（内臓脂肪症候群）の有病率が低い」という結果もあり、女性ではBMIや腹囲の数値が低いことも報告されています。
牛乳に含まれるトリプトファンというアミノ酸は、鎮痛や鎮静作用をもつ神経伝達物質の原料となるため、快眠効果が期待できます。そのうえ消化吸収に優れた牛乳なら、就寝前の摂取に最適。手軽に摂れるのも利点です。また、カルシウムはイライラの緩和や鎮静作用があることで知られており、リラックスした眠りを誘うといわれています。
2013年6月、日本マスターズ水泳協会主催の水泳短水路大会（北海道会場）で、とんでもない世界記録が樹立されました。その記録を作ったのが、札幌市内在住で、札幌マスターズクラブ所属の4 人のおばあちゃんたち。合計年齢360〜399 歳部門のリレー種目で、オース卜ラリアのチームが保持する世界記録を1 分以上も縮める快挙で、世界記録を更新したのです！
4人は月2 回、プールに集まって練習をするほか、チーム練習がない日もジムに通ったり、別のお稽古ごとに勤しんだり。各自、健康と長寿にポリシーをお持ちのようですが、共通して意識的に毎日欠かさず摂取しているのが、牛乳・乳製品なのです。
〈札幌マスターズクラブ〉写真左から
村田フミさん（90歳）
牛乳で、太るっていうこと考えたことないです。
福岡なかさん（90歳）
牛乳のおかげでよく眠られております。
成田節子さん（90歳）
今まで血圧で、心配したことはありません。
松本欣子さん（93歳）
牛乳は毎日飲んでおります。
