乳牛(乳用牛)

乳牛とは、特に乳の出る量が多くなるように品種改良された家畜牛のことで、ジャージー種、ホルスタイン種、ガーンジー種、エアシャー種、ブラウン・スイス種などの品種がある。
世界的にみるとジャージー種とホルスタイン種がそのほとんどで、日本では約99%がホルスタイン種である。

ホルスタイン種

典型的な乳用牛であり、日本で飼養されている99%がこのホルスタイン種。原産地はオランダからドイツのホルスタイン地方で、体が大きくて乳房が発達していて乳量が多く、世界中で最も多く飼われている。性格はやさしく、寒さに強く暑さに弱いのが特徴。黒白のほかに茶白もいる。

ジャージー種

ジャージー種は、日本ではホルスタイン種に次いで頭数が多く、イギリス海峡ジャージー島が原産。淡い褐色でやや小型で、ホルスタインより乳量は少ないが、乳脂肪はホルスタインより高い。