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放牧牛のミルクの味わいと
製法や熟成による違いを楽しむ

チーズ工房チカプ

 2013年のオープンから10年目となるチーズ工房チカプのモットーは、放牧牛のミルクの味わいを生かしたチーズ作り。後発の工房として差別化を図るため、熟成でしっかりしたクオリティのチーズを目指し、贈答品として箱に詰めた時に見栄えがするよう4種類のラインナップを用意した。中でも主力となるのは、夏の放牧ミルクで作る長期熟成のハードタイプ「シマフクロウ」。脂肪分が控えめで、味わいがさっぱりとした牛乳の風味が感じられる自信作だ。
 工房のある根室が野鳥の宝庫であることから、アイヌ語で「鳥」という意味の「チカプ」と命名。セミハードタイプの「アカゲラ」や、白カビタイプの「シマエナガ」など、チーズにも北海道の鳥の名前を付けている。基本的にミルクと塩だけが材料のチーズで、製法や熟成期間によって味わいは大きく変わる。また、その日の牛の体調によってミルクの味自体にも差が生まれる。チカプのチーズには、その違いを楽しんでもらいたいという思いも詰まっている。

チーズ工房チカプ

〒086-0072 根室市川口54-3
TEL・FAX:0153-27-1186


【主な商品】

  • ● シマフクロウ(ハードタイプ)
  • ● アカゲラ(セミハードタイプ)
  • ● アカゲラクミンシード入り(セミハードタイプ)
  • ● シマエナガ(白カビタイプ)
  • ● シッポのオイル漬け(フレッシュタイプ)