レークヒル・ファーム

ミルクの風味を生かした
優しい味

　羊蹄山やニセコの山々を望む放牧地で、牛たちがのんびりと草を食むレークヒル牧場。2010年に全国草地畜産コンクールで、農林水産省生産局長賞を受賞したこの牧場では、搾りたての生乳を使ってチーズやジェラートを作っている。ショップとレストランを兼ねた工房「レークヒル・ファーム」を担当するのは、次男の塩野谷通さん。「おいしい草を食べて元気に育った牛の生乳があるので、この風味を生かしたチーズを作りたい。お子さんやチーズが苦手な人にも食べていただきたいので、クセがなく食べやすい味を心がけています。おやつ感覚で気軽に食べられるよう、ストリングチーズのバリエーションを増やしていきたいですね」と話す。