好みに応じて味を完成させていくのが
横市チーズの楽しみ方
酪農を営んでいた横市英夫さんは、「家族のためにおいしいものを作りたい」という思いから、全くの独学でカマンベールの製造に取り組んだのが1979年。北海道のナチュラルチーズの草分け的存在である。
横市さんのチーズは、製造から2週間前後の若い状態で顧客のもとへ送られる。若いうちは淡白でクセのない味わい。時間をかけて寝かせるほどにコクと風味が増し、好みの味にチーズを育てていく楽しみがある。木箱を開けるとそんな食べ方や保存方法などを紹介した奥さん自筆の手紙が添えられており、こうした心遣いも一層チーズを味わい深いものに。開業当時からの根強いファンも多い。2011年春からは、解凍して味わう自家製ヨーグルトをチーズの製法で濃縮したヨーグルトチーズも販売している。
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