搾乳方法

搾乳は、通常、ミルカーと呼ばれる機械でおこなう。これは、牛の各乳頭にティートカップと呼ばれる搾乳ユニットを付け、真空ポンプで作られた真空圧(陰圧)と大気圧を交互に利用して、乳房内に溜っている乳を吸引する仕組みの機械で、つなぎ飼い牛舎放し飼い式牛舎では使用するミルカーが異なる。
ミルカーで搾乳された乳は、牛乳処理室のバルククーラーと呼ばれるタンクに一時保存され、温度管理をしながら、乳業工場の集乳車を待つ。