グラスフェッドミルクの魅力を
ミルクやチーズの形で発信する
ミルクデザイン
日本でも認知度が高まっているグラスフェッドミルクとは、牧草のみを食べて育った牛のミルクで、豊かな風味や味わいに加え、健康、環境、動物福祉の観点からも注目されている。そのグラスフェッドミルクの魅力を発信しているのが、西興部村にある「ミルクデザイン」である。2021年8月に会社を立ち上げた山田尚大さんは、ソフトクリームミックスなどの製造で経験を積み、満を持して2022年の秋からチーズ作りをスタートした。
現在作っているチーズは、フレッシュタイプのモッツァレラとストリングの2種類。どちらもグラスフェッドミルク特有の強いミルク感と、手作りならではの食べ応えが特徴だ。将来的には熟成させるハードタイプも視野に入れているということで、「グラスフェッドミルクは、熟成させた方がより味の違いが出ると思います」と語る山田さん。「ミルクの可能性で、人々の生活をデザインする」というビジョンから生まれるグラスフェッドミルク製品に、今後も注目したい。
【主な商品】
- ● モッツァレラチーズ
- ● ストリングチーズ（さけるチーズ）