チーズづくりで欠かせない3大要素は、食品化学、微生物学と食品機械工学です。
中標津町畜産食品加工研修センターは、食品加工の研修施設です。近隣の農家の主婦、チーズの製造販売を目指す人が研修に来ています。チーズづくりの研修を担当する河口理さんは、この道19年のベテラン。チーズづくりの研修に来られる人の知識、経験のなさを補うのが河口さんの仕事です。河口さんに指導を受けチーズづくりを始め、現在活躍しているチーズ職人は沢山います。また、チーズ職人からいろんな相談も持ち込まれます。その一つひとつの問題に対して、親切にそして適切なアドバイスをしています。今もてはやされている農家チーズは、かつての地ビールブームのようになってはいけない。これから作るチーズは、チーズを食べ慣れない人でも食べられるチーズ、チーズを食べ慣れている人をうならせるチーズがいい。と河口さんは言います。そんな河口さんが作るゴーダチーズは、多くの人をうならせています。
オランダでは夏の放牧牛の生乳だけで作ったゴーダチーズを、グラスチーズと呼んで珍重されています。
オランダのグラスチーズを例に、これからは差別化されたチーズづくりが必要、と河口さんは言います。そして、チーズづくりはロマンからビジネスへ向かわなければならないと思っているそうです。
▼工房データ
中標津町畜産食品加工研修センター
標津郡中標津町字計根別281番地
TEL.0153-78-2216
FAX.0153-78-2649
http://www.nakashibetsu.jp/
